全力で門をくぐりチャイムがなると同時に教室を勢いよく開けた。

「セーフ!」
先生まだだっと私は安心して息をはいた。
だが上から拳のようなものがとんできた。

「ッ!いったー…」
思わず苦痛にしゃがみこむ。
「先生、酷いじゃ「五月蝿い!お前は毎回毎回毎回毎回遅刻はするし他にも問題を起こしやがって!」」
私の言葉を遮り怒鳴られた私は少し反論してみた。
「それ、耳がタコになるくらい聞いた。しかもわざとじゃないし。」

その言葉がいけなかったのだろう。
更に拳骨が返ってきた。

「いっ…!…そんなことばかりして馬鹿になったらどーすんのさ。」
涙を溜めながら反論したがだれもが馬鹿じゃんと心の中で思っていたのを私はしらない。