2階へ上がりきると、ちょうど真ん中にあたる部屋のドアを開ける。
すると一日使っていなかった部屋の、ひんやりとした空気がオレの体温を再び下げて行く。
「さむっ!」
極度の寒がりなオレは、まだ11月だとゆうのにすぐさま暖房を付ける。
今考えるとこの寒さでよくあの公園で居れたもんだ。
…愛の力ってすげー(笑)
カバンから携帯を取り出し、何気に開ける。
すると1件の着信メール。
「おっ!?」
途端に心臓が高鳴りをし始める。
こんな気持ちはいつぶりだろうか?
「中学生かよっ!」
取り敢えず、一人で軽くツッコミを入れ、大きく深呼吸をした後、ゆっくりとメールの画面を開いてみる。
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