「沙紀〜〜」
梓は、朝っぱらから沙紀に飛び付いた。

「・・・」
沙紀は、無言で梓を見る

「・・・その無反応、やめてくんない?」
梓が、苦笑いする。

「・・・」
沙紀は、無言で梓をみつめた。

「梓ちゃん・・・いじけてやる…」
梓がイジイジといじけるふりをする。

「わかった、わかった。」沙紀が笑った。