「おじさん、梓の場所わかる?」
沙紀が近くに居た、高野君にきいた。
おじさんのような体型だから、おじさんと呼ばれているらしい……。
「はあ〜?知らねーよ」
おじさんは、回りを見た
「おじさん、役に立たないし・・・」
沙紀が、ボソボソと呟く
「タツにききゃー良いじゃねーか」
おじさんは聞こえなかったようで、タツの方を見て言った。