班決めから二日がたった。学活の時間に多目的室にむかい、男子と女子で計六人になるように班を作れと先生が言った。

「どうやってきめんだよ?好きなところか?」
「そしたら、班できねーんじゃね?」
なんていいながら笑ってる男子がいた。
いい加減時間がなくなってきてしまった。
「座れ!くじ引きにする。えー。だのあー。だの言った奴は、ぶっ飛ばすかんな!?」
先生が痺れを切らしてそう言った。