「塾メンドクセー」
梓は、塾に行きながら呟いた。

塾には、同じ学校の女子が四人男子が三人の七人が居た。
その中で、梓の好きな人を知っているのは、女子のうちの三人だけだった。


「こんばんわ〜」
梓は、扉を開けて言った

「ぉお!!」
先生が梓にそう言った。

「今日、数学から?」
梓は、鞄をおきながら先生に声をかけた。

「英語」
先生は、そう言った。

「イヤだ」
梓が、拒否するが先生は、みとめなかった。