「・・・」
梓は、言葉がはっせなかった。

「梓?」
結花は、梓の顔をのぞきこんだ。

「・・・結花ごめん、ちょっと、沙紀の所行ってくる!」
梓は、沙紀の所に走った。

「あ、ぉはよ」
沙紀は、自分の席に座っていた。

「沙紀、あの事誰かに言った!?」
梓は、しどろもどろで、沙紀に聞いた。

「・・・?言ってないよ」
沙紀は、頭にハテナを浮かべたような表情(カオ)をしていた。