キャンディーキャンディー

「きゃー!!!!!橘くんよ☆」

出た出た。朝からうざったい奴。耳いたっ……

「じゃあね稀緒」
「ぇ!おい待てよ。クラス一緒なんだし一緒に行くぞ」
「やだ」
「何でだよ」
「稀緒ファンがついてくるだろうし。朝からうるさいもん、じゃ」「おい。なつー」



私は稀緒の声など無視して教室へと向かった。