black昔話

絶望でなにも見えない桃太ロウの前に一人の人が現れました…
村人の生き残りだったのです

顔は紫色に腫れあがり、体中に火傷や切り傷の跡が残る村人…
村人は桃太ロウの前に立ち、ボロボロの手に握りしめたキビ団子を桃太ロウに渡し微笑みかけました…

桃太ロウは目から涙が溢れてきました…今まで どんなツラい仕事や虐待を受けても涙一つ出なかった桃太ロウが、あふれるほど涙が出てきました…