そんなことを考えていると


8時5分くらいになってた

やべーな
早く帰んなきゃ

っつーか今日の春風
変だったから
不安だな
あのこともあるし



俺は急いで外に出る
しばらく歩いていると春風がいた
なんかすっげー
ボーっとしてる
俺とあいつの距離は30mくらい



ドンッ
春風は不良達っぽいのとぶつかった
「・・・・」
「おい、ねーちゃん
 ぶつかって痛いんだけど」
「・・・・」
「ムシはねーんじゃねーの
 よく見ると可愛いじゃん
 謝れないんだったら
 体で返してもらおうか」
「ボス、俺らも」
「いいぜ」
「こっちこいよ」
春風は引っ張られていく
「ねーちゃん、もしかして
 春風れみか?
 あの裕也さんが言ってた」
「あれっすか?
 あ、でも写真と似てます」
「ならちょうどいい」



まて・・これやバイだろ・・
俺は追いかける
「おい、お前らそいつを放せ」
俺は春風の手を持っているやつの手をつかむ
「なんだよ」
俺はそのままそいつを投げた
そいつはひっくり返って倒れる
「ボス・・!!!」


そいつらはボスといわれるやつを担ぎ
俺をにらみ逃げていった