「あ~。それ可愛い!」

 愛奈があたしの筆箱についているストラップを指さして言った。


 「あぁ、これ可愛いよね!結構お気に入りなんだぁ!」

 「へぇ~。すごい可愛い!いいなぁ」

 愛奈が羨ましそうに言った。

 ずっとストラップを見つめている。

 「そんなにぃ?愛奈、こういうの好きなの?」