「今度王子様達がライブするらしいから、
見に行こうよ!
理香ちゃん来てくれたらチケット代タダにするって、
王子様言ってたよね?」
大きな目をきらきらさせて、美玖は茶目っ気たっぷりに理香ちゃんを見る。
「もう!美玖はすぐ私をダシにつかうんだから」
理香ちゃんは呆れ顔で美玖を見た。
私は笑いながら、
また彼に会えるかもしれないと思うと
内心は好奇心でいっぱいになっていた。
『でも、練習にはきません。』
彼は確かにそう言ったから、
きっと出演する。
つまらない50分の授業の間、
私は彼とのやりとりを
何度か思い返していた。
見に行こうよ!
理香ちゃん来てくれたらチケット代タダにするって、
王子様言ってたよね?」
大きな目をきらきらさせて、美玖は茶目っ気たっぷりに理香ちゃんを見る。
「もう!美玖はすぐ私をダシにつかうんだから」
理香ちゃんは呆れ顔で美玖を見た。
私は笑いながら、
また彼に会えるかもしれないと思うと
内心は好奇心でいっぱいになっていた。
『でも、練習にはきません。』
彼は確かにそう言ったから、
きっと出演する。
つまらない50分の授業の間、
私は彼とのやりとりを
何度か思い返していた。

