それでも、暗闇を照らす優しい光は、私を含めた人々を和ませ、安心感や、やすらぎを与えてくれることもある。



 はっとする美しさも時には見せる。
名月。お月見。
いろんな形に姿を変え、多くの名を持つ月。

それは、気まぐれな感じもするし、新月という、真っ暗闇を生む意地の悪さもあったりするけど。


 新月は星を綺麗に見せる星が主役の時だ。


 月には月の魅力があり、静かで穏やかな光が好きだ。




 お日さんから借りた微力な光だけど、朝が来るまで優しく見守っていましょう。
例え、見えなくても私はあなたの側に。
暗い時だからこそ、そこにある光はありがたい。

苦しい時に慰められるのが本当の親友ならば、私は月で良かった。


 でも、いつか自ら輝きを作りだす日輪のように、暗さも吹き飛ばすほどの明るさで人を幸せにできる強い人間になろう。