『小さな心の夕暮』

一人見上げるは、
黒紫の星輝く「そら」

沈む心で見つめる空(くう)は
夕焼けのオレンジと薄桃を混ぜて光る麗しさ

肌に感じる空気は
涼やかながらも
優しく撫でる風と
穏やかな静ひつ

そこに溶けこみたいと
畏れを持って秘めたる儚き願い