あたしの隣では恭弥が眠そうな顔でこちらを見ていた。 「やぁ、優芽。今日は早かったね。」 「騙された!」 ドアに手を掛けようと、時すでに遅し。 恭弥が腕を掴む。 「さぁ今日もいつも通り、愛を深めようか。」 「んなの一度も身に覚えがありませんが!?」 「フン。」 むぎゃぁぁぁ!