これをいちいち かわしていたら、きりが無い。 …うっそー。 入学式から乱闘なんて、ごめんだよ?あたし。 「調子乗ってんじゃねーぞ!!」 いや。別に乗ってないけど。 迷っている暇もないらしい。 「…あーもう!」 しかたないなぁ。 飛んでくるビンタやらを上手く避けながら 決心して、あたしは右手に拳をつくる。 …あ、初っ端から利き手はまずいか。 せめて左にしよう。 そう考え直してつくった左の拳を 突き出そうとした時ー…