「よう!って、何お前、いいカッコして来いって言っただろ」

呆れたような声を出す秀也に、

「忘れてたんだよ、別にいいだろ」


そう言い捨てた。

ナチに触れたい。

頭の中は、それで、いっぱいなんだ。