「絶対来いよ!絶対だからな」 僕は秀也の剣幕に圧されて、自分の携帯のカレンダーに『6時駅前』と登録した。 「何企んでんだよ……」 「この時点で気付かねぇお前も相当なアホだな」 秀也は呆れ返ってタバコを蒸しはじめた。