「ナチ、ただいま!!」 ナチがいると思うと、自然に声のトーンが上がる僕。 「おかえり」 「あれ?ナチ、今日も暗い」 僕は、わざと明るく言った。 いつものように後ろから抱きしめる。 「そんな暗いナチ、可愛くないぞ、明るく明るく」