彼女と僕の夏休み〜天然王子=俺様彼氏②〜



「止めてってばっ!」


『どんっ』


ナチに、すごい力で跳ね退けられてしまった。


「ナチ、力強すぎ〜」


ふいをつかれて尻もちをついた僕は、少しの驚きを笑顔で隠しながらもナチを見上げる。


顔、真っ赤にしてるんでしょ?


って、心で囁きながら。