「止めてってばっ!」 『どんっ』 ナチに、すごい力で跳ね退けられてしまった。 「ナチ、力強すぎ〜」 ふいをつかれて尻もちをついた僕は、少しの驚きを笑顔で隠しながらもナチを見上げる。 顔、真っ赤にしてるんでしょ? って、心で囁きながら。