そう一息で言った。 「1万出すか?帰ってもいいぞ?」 僕は、秀也の今の言葉と1万を天秤にかけた。 「わかった、今日だけ、だぞ」 「おし!」 秀也は女子に向き直り、 「さぁ!行きますか!」 と歩きだした。 秀也とアヤが先頭を、腕を組んで歩きだした。 その後ろを、飛鳥が歩く。 僕は歩きだせなかった。