中2。
6月6日、順の誕生日だった。
俺達の学校はその日創立記念日で、学校は午前だけだった。
そのため、李梨には内緒で、3時ごろ李梨の家に行った。
李梨の学校が終わるのは4時ごろ。
去年の李梨の誕生日も3人で来たから、家にも来たことがあった。
家に帰って来たらびっくりするだろうと、家の中で漫画を読んだりしていた。
しばらくして李梨のお母さんが部屋のドアを開けた。
…真っ白い綺麗なドレスを着て。
ドアの前に立ったまま話す。
「順くん、私食事会にお呼ばれしてるから行ってくるね。
大事な会だから携帯切るわよ?」
「りょーかい。」
慣れた様子で順が答える。
順の笑顔に奈流が“ぐはっ”とやられる。
6月6日、順の誕生日だった。
俺達の学校はその日創立記念日で、学校は午前だけだった。
そのため、李梨には内緒で、3時ごろ李梨の家に行った。
李梨の学校が終わるのは4時ごろ。
去年の李梨の誕生日も3人で来たから、家にも来たことがあった。
家に帰って来たらびっくりするだろうと、家の中で漫画を読んだりしていた。
しばらくして李梨のお母さんが部屋のドアを開けた。
…真っ白い綺麗なドレスを着て。
ドアの前に立ったまま話す。
「順くん、私食事会にお呼ばれしてるから行ってくるね。
大事な会だから携帯切るわよ?」
「りょーかい。」
慣れた様子で順が答える。
順の笑顔に奈流が“ぐはっ”とやられる。

