10年彼女

そして誕生会当日。

順の彼女は俺でも分かるくらい美人だった。

「うぅ…勝てっこないし…」

奈流が嘆いてる。

つーか、勝つ気だったんだ。







しかし10分後……

これ以上ないくらい馴染んでる…

仲良くなりすぎだろ……

「また来てね、李梨チャン♪」

「ぅん。ありがとぉ☆」

そして帰る順の彼女。

「じゃあ、駅まで送ってくるから。」

順が言う。

「ぅん…」

奈流が切なげに言う。

「奈流、大丈夫か?」

「…さすが、恭弥は鋭いなぁ…」

「一応、幼馴染だしな。」

そして、奈流も家に帰った。