マッコイ
『へっ、ガキが…ナマ言ってんじゃねぇ…
いいか?ここにお前に貰ったボムがある……
分かっていると思うが、俺がピンを抜いたらフロアの入り口に向かって走れ!
どのみち、俺は助からんよ!お前は死ぬなよっ!
さぁ、ピンを抜いたぞ。走れっ!グズグズするなっ!』


ユート
『そっ…そんなのおかしいですよっ!マッコイさん!』


マッコイ
『ユート!上官の言う事は絶対だっ!それに、この坑道の天井が脆くなっている!近くにいると埋まってしまうんだっ!走れっ!ユートっ!グズグズするなあぁっ!!』


ユート
『す…すみません…』



走り出して気がついた
確かに、天井が崩れ始めている
来る時は、緊張で分からなかったんだ