嫌な思いさせるし、俺も嫌だ。
だって安田は何にも悪い事してねぇ。
なのに勝手な噂だけが回ってるなんてさ、かなり不愉快じゃん。
安田はふぅんとうなづいて立ち上がった。
上目で俺を見上げる。
何?
「ヘコんでんの?圭ちゃん」
「は?ヘコんでねぇよ」
「そう?ホントに?」
「ああ、ヘコんでねぇ。ヘコむ理由もねぇし」
「そっか!」
ならいいやと安田は笑った。
それ以上、何も聞いてこねぇ。
こういうトコも変わらねぇな。
安田はいつも、突っ込んで問いただしたりしない奴だ。
興味がねぇのか、聞くつもりがねぇのかわかんねぇけど、多分、何かを察して聞くつもりがねぇんだと思う。
俺がガキの頃ケンカで負けた時も、親に怒られて泣いてた時も、中学の頃バスケ部のスタメンから外されてヘコんでた時も、何も聞いてこなかった。
今みたいに笑って、そっか!と笑って…ただ隣にいた。
俺はいつも、あっち行けよと八つ当たりしてたけど、コイツのそんな所が付き合いやすくて…心地良かったんだよな。
安田がユーレイになった今でも、変わりない様に感じる。
安田と喧嘩したのは、ただ一度だけ。
中学二年の時だ。
だって安田は何にも悪い事してねぇ。
なのに勝手な噂だけが回ってるなんてさ、かなり不愉快じゃん。
安田はふぅんとうなづいて立ち上がった。
上目で俺を見上げる。
何?
「ヘコんでんの?圭ちゃん」
「は?ヘコんでねぇよ」
「そう?ホントに?」
「ああ、ヘコんでねぇ。ヘコむ理由もねぇし」
「そっか!」
ならいいやと安田は笑った。
それ以上、何も聞いてこねぇ。
こういうトコも変わらねぇな。
安田はいつも、突っ込んで問いただしたりしない奴だ。
興味がねぇのか、聞くつもりがねぇのかわかんねぇけど、多分、何かを察して聞くつもりがねぇんだと思う。
俺がガキの頃ケンカで負けた時も、親に怒られて泣いてた時も、中学の頃バスケ部のスタメンから外されてヘコんでた時も、何も聞いてこなかった。
今みたいに笑って、そっか!と笑って…ただ隣にいた。
俺はいつも、あっち行けよと八つ当たりしてたけど、コイツのそんな所が付き合いやすくて…心地良かったんだよな。
安田がユーレイになった今でも、変わりない様に感じる。
安田と喧嘩したのは、ただ一度だけ。
中学二年の時だ。



