俺と葉月の四十九日

ヤベッ!!ブル田思考?!

「ブル田、顔はかわいいし面白い思考持ってるんだけどね」


安田……面白いで済むんだ?


「何て告られたんだ?」
「僕だけのメイドになって下さいって。よくわかんない」


何が何でもメイドなんだな。


「断ったんだろ?何て言ったんだ?」
「ブル田が遠く感じるから無理、第三者で見てるだけの方が面白くていいから嫌って言った」
「ぶっ!」

吹き出した。

確かに遠い!!
自力じゃ辿り着けねぇよ!!


「…って言うか、圭ちゃん気付いてた?」
「あ?何がだよ」


笑う俺に、安田はそっと後方を指差した。

何?

こっそりうかがうと、電柱の影に誰かが身を潜めている。
揺れる様にチラチラ動いてる…誰?



「ブル田だよ」
「何ぃっ?!」

あいつ尾行してたのかよ?!


しかも、丈の短いズボンから足首見えてるし、靴下は目が焼かれそうなくらいのイエローだし。

バレバレだろ?!
あいつ馬鹿?!


「圭ちゃん、気付かなかったの?今まで」

…………うるせぇよ。


「おい!ブル!」

俺の呼び掛けに、電柱の影に身を潜めている(らしい)ブル田は、ビクッと動いた。


限りなく怪しすぎる…。