『だから、好きなんだって。』



ガラッ
ガタッ











俺が立ち上がった瞬間、そいつらはいきなり黙った。


最初は、俺が予想していた通りのことだと思った。






だけど、

どうも何かが違っていた。






そいつらの様子は、いつも俺が見慣れている反応じゃない。









いつもみたいに、

ちょっと俺が立ったり、通り過ぎるだけで、

変な目をして、怖がって、俺を避けるように離れていく、






そんな反応が全くなかった。。










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