すると、いきなりノートを差し出した手を掴まれ、私は先生に抱き締められた。 「え?え?」 急なことにパニックになる私。 「避けないでほしい…」 頭の上で聞こえる声が、少し震えていて… 「空知に…避けられたくない……」 「先生……」 「俺は…恋愛とか……そう言うの……苦手だし……なんて言ったらいいか……分からない…けど……空知の顔が見えなくなるのは、嫌…なんだ……」 詰まってばっかりだけど…… ありふれた言葉だけど…… 先生の気持ちがちゃんと伝わってくる……