篠原龍斗は、あたしの唇を一舐めして離れると呆然としたあたしを見て満足そうに笑った。 そして「じゃーな」と手を軽く振るとあたしを置いて本当に隣の家に消えていく。 ……え、てゆーか。 今なにが起こったの? 今あたしあいつに…キス、され…? 「…っあ"あ"あ"あ"あ"あ"!」 篠原龍斗。 容姿だけじゃなく、性格もかなり変わってしまっている模様。