* 姫と不良と王子Life *



「あっ……」


あ?


入った瞬間誰かの声がして


ゴッ
という音と共に頭に衝撃をうけた。

ソレは再び

ゴトッパキッ

と音をたて床に落ちた。


結構痛い……


何が降って来たのか確かめようと下を向くと



あぁヤバっ

クラクラする………


目の前が歪んでいった


ぽすっ
誰かにゥチの身体が受け止められ


その誰かの体温を感じながらゥチの意識はそこで途絶えた。







………


………………



ゥチは今扉の前に立っている。

さっきこの扉を開けた気がするなぁ…と思いつつ部屋にはいると、ライオンがいた。


勿論本物じゃなくて
ライオンのたてがみのように、金色の髪が四方八方にフサフサに盛られ
その髪の中に二つ、薄茶の獣耳

首から下は尻尾付きの着ぐるみを着た



ライオン




意外と顔が整っていたりする

桐川 省吾

という名の


ピアスお化け改め

なんともマヌケなライオンが


ゥチの目の前にいた。




コイツが総長で
よく全国No.1になれたな……



本当に強いのか疑問だ、と本気でそう思った。