明日に旅行を控えているゥチは不安と期待が入り交じった複雑な心境で、 更に、昨日の事もあって桐川に会うのがひどく億劫だった。 だから、教室には行かずに職員室へ行き担任に来ていることを知らせてそのまま屋上に向かった。 そのまま屋上で仰向けにねっころがり空をぼんやり眺めて、特に何をするでもなく、ただ時間だけが過ぎていく。 最近は何かといろいろありすぎてドタバタしていたゥチにとって、のんびりとした穏やかな時間を過ごせるのは久しぶりの事だった。