ゥチがこの言葉を発した後の三人は鳩が豆鉄砲をくらったような顔をしていたが、次第にある一人の表情が険しいものへと変わっていった
省吾「誰が変態お化けだ…」
明らかに不機嫌な声が響く
だが、今ゥチにとって重要なのは桐川の機嫌をとることではない
今重要な事……
それは、
流尹から自分の命を守ること
怜「変態むっつりスケベのライオンお化けは黙ってろ!!!今俺は命の危険にだな、晒され…」
グイッ
怜「何!?」
茜「れ…怜君!!」
引っ張られた方を見ると怯えた表情の茜さんがいた
茜「き…桐川先輩が………」
そう言われて桐川の顔を見た
あぁー…
優先順位を変更!!
流尹に食べられる危険よりも、近くにある危険を回避することにしよう
右腕を怪我している今は喧嘩をどうしても避けたいからね;
怜「ちょっと茜さん、ごめんね?」
よっ、と
茜「え、えっ?!!きゃああぁあぁぁぁあっっ」
ゥチは茜さんを左肩に担ぎあげ、全力でその場から走り去った。


