「うん…」
明後日の体育祭前に最終打ち合わせが
今日の放課後にある
「平気？一緒に行く？」
あれから昴君とも青矢先輩とも
会ってなくて
今日二人の顔を久しぶりに見る事になる
「ううん。平気。」
昨日までの私なら行きたくないって逃げてたけど
もぉ逃げない
決めたから
「よし！！頑張れ！！てか私は羨ましいよ。イケメン二人に囲まれてさっ。」
そぉ言ってニコッって悪戯っぽく笑う
「もぉ！！杏ちゃんは！！」
私はいつもみたいに杏ちゃんを軽く叩いた
「ｲﾀｯ！！だって本当じゃん！！人生最大のモテ期だね。」
「あぁ！！酷い！！」
頬を膨らませて怒ると
杏ちゃんと目が合って二人同時に笑い出す
こんなに笑ったのは久しぶりだった
ありがとう杏ちゃん…
委員会も体育祭も頑張るからね
私は心の中で何度も呟いた
![禁断〜君と半分こ☆〜[短編]](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.783/img/book/genre13.png)
