君と歩む夢みて~時は平安~







君を肌で感じる度に、



君の愛を感じる度に、






何度も願った。






今が終わらなければ良いのに…と。








瞳に映る天竜が切なそうに顔を歪める度に、胸が…痛くなる。



私を、きつく…きつく抱きしめる天竜に愛しさが幾度となく込み上げてきた。



「…愛してる」



絶頂を向かえる寸前、薄れゆく意識の中で見た君は…



涙で、顔を…歪ましていた…。