君と歩む夢みて~時は平安~




「するはずなかろう…ッ!」



勿論、怖いという想いは少しある。



けれど、今。



天竜に委ねてしまわないほうが、きっと後悔する。



「…辛かったら…言ってくれ」



遠慮がちに天竜が、帯に手をかけそれを丁寧に外した。



露わになる肌に、羞恥を感じながら…



天竜に身を委ねる。



「…黄泉様……」



熱く…そう言う天竜。



触れられた肌。



それに伴うように身体をビクンと揺らした。







全身全霊で、



君を…



感じたい



…愛していたい