ユニホォーム

みんなといろいろみて、一通り遊んだあとに、あたしはバスに帰ることにした。

男子と女子では、バスも離れているためみんなと別れ女子バスに帰っていると、岡山君が通りかかった。

あたしは、目を合わせまいと頑張っていたけど、案の定呼びとめられた。

「おい、オイって!!!!」
知らんふりしようと思ったけど、やっぱ気付かれた。
「あれ、岡山君じゃん。山登りお疲れ!」
「おう。あのさぁグミもらってくれない?」
あたしは、食べ物には目がないから、即答した。
「もらっていいの?!」
「うん。」