ユニホォーム

「青崎!って何してんの?」
陽太は、アタシと岡山君を見合いながら言った。
「何って、話してるだけ。」
アタシが言ったから
陽太が
「あの、コイツスッゴい、男みたいなんですよ。自分のこと…………」

バシッ

これ以上言われたら
アタシの本性バレるから、ヤバイって思って

「陽太、これ以上言ったら……分かってるよね?」
グッと陽太の肩を掴んでこそこそ……
「分かったよ。やっぱ怖いねぇ。組長は」
ニヤッと笑って言ったからまた、バシッっと一発いれて


「ゴメンね。岡山君。コイツ陽太っていうの。てか、山登り始まるね。」
「そうやねぇ。じゃあ、また後で会えたらねぇ。」




パッン

とピストルがなり

みんな一斉に飛び出して行った