もしかして… 少し期待してしまい辺りを見回したくなったが、コードチェンジをするのが精一杯で、ギターから目を離すことができなかった。 そして、なんとか曲を終え、期待を胸に膨らまし辺りを見渡す。 ………… それはそれは、 広場は綺麗なほど殺風景だった。 ぴゅっーとあざ笑うかのように風が吹きすさぶ。 むしろ誰も寄ってこないというか、僕たちの周りから逃げるかのようにして人が減っていくではないか! よく見ると、遠くから僕たちを見てお腹を抱え、笑っている者もいた。