練習を重ねていくほど彼女が働いている居酒屋に行きたいという気持ちが強くなっていったが無一文の僕はぐっとその気持ちを押し堪えた。 だから、だから、そんな悔しさをバネにもっともっと練習した。 彼女にあっと言わせれるぐらいになれば少しは振り向いてくれるんじゃないかなって… 理由はどうであれ、生き甲斐をみつけたんだ。 こんな気持ちになれたのは生まれて始めてなんだ。 自分が少し輝いているようにさえ感じられた。