はぁはぁはぁ。



どこだよここ?



自転車を走らせている僕は少々、苛ついていた。



それもそのはず、僕たち二人で隣町にある楽器屋に行くはずだったのだが、和也は急に亜依と会うことになったらしく、仕方なく一人で行くことになっていた。



そして、只今、迷い中というわけだ。



はぁ、なんだよ↓



それでも、なんとかお店を発見することができたが、着いた頃にはもうかなり日が傾いていた。