「駿もやろうぜ?」



上目遣いで僕を見る和也。



なんで?と思ったが和也の考えはすぐにわかった。



お金を半分だせということだ。



「ふぅ…仕方ないな、ギターっていくらするんだ?」



「わからん♪」



和也は頭を掻きながら苦笑いをし、今日の出来事を楽しそうに話しだした。