にんげん賞味期限


「やっと分かったんだ。僕の大切な夢。」



「なに?」



彩夏は優しくそっと眉をあげた。



「言わない。まだ今の自分じゃ言うべきじゃないと思うから今は言わない。」



「そう…。私にもとっても大切な夢があるわ。」



「知ってるよ、プロの歌手になることだろう?」



「ええ、それともう一つできたわ。」