しかし田舎と呼ばれていた町はマンションやデパートが建ち並び、変わりはて、昔の面影はなかった。 そんな光景を目にし、さらに気が落ちていく。 それでも、歩いていると古びた餅屋はそこにあった。 周りがどうなろうと自分は関係ないといった感じで、どっしりと構えているように見えた。 よかった。 よかった。 和也とよく学校の帰りに立ち寄った餅屋… 大切な場所。