「送ってくよ…」



「いい、一人で帰れるから…」



「いや、心配だから送ってくよ。」



「いいのっ!一人になりたいのっ!」



「わ、わかった…」



「…ごめんなさい。わがまま言って。」



そう言って、彩夏は潰れたギターを抱え僕の前から姿を消した。



皆を傷つけてしまって…
なんなんだ僕って…