One Way Ticket 2

「そんな風には見えなかったよぉー。」

何とか笑顔を作った

「あ、最後の曲・・・どうでしたか?」

少し気まずそうに尋ねる司

私の瞳は空を泳ぐ

「いい曲だったね?
 今日、ここに好きな人来てたの?」

鎌をかけた

あの時、私を見ていたのは気のせいだよね?