ライブが終わっても
私はその場からしばらく動けなかった
恭子に促されて
私は出口へと向かう
ライブハウスの中には
私たち以外誰も居なくなっていた
「先輩!」
少しかすれた声に呼ばれて振り返る
ステージの袖から
司が出てきた
軽やかにステージから飛び降りて
小走りで私に近づく
司の汗のにおいが
変に緊張をあおる・・・
どうしよう
司を見れない
「今日はありがとうございました。」
嬉しそうな笑顔
「ううん。・・・こちらこそ、楽しかった。」
緊張を出さないように
悟られないように
「ステージで先輩を見つけたとき
すっげぇ嬉しかったです!!なんか変に緊張したぁ。」
ははって・・・
気持ちよさそうに笑わないでよ・・・
私は逆に居心地がわるい
私はその場からしばらく動けなかった
恭子に促されて
私は出口へと向かう
ライブハウスの中には
私たち以外誰も居なくなっていた
「先輩!」
少しかすれた声に呼ばれて振り返る
ステージの袖から
司が出てきた
軽やかにステージから飛び降りて
小走りで私に近づく
司の汗のにおいが
変に緊張をあおる・・・
どうしよう
司を見れない
「今日はありがとうございました。」
嬉しそうな笑顔
「ううん。・・・こちらこそ、楽しかった。」
緊張を出さないように
悟られないように
「ステージで先輩を見つけたとき
すっげぇ嬉しかったです!!なんか変に緊張したぁ。」
ははって・・・
気持ちよさそうに笑わないでよ・・・
私は逆に居心地がわるい


