大音量で流れる音楽
ベース音に体が振動するのがわかる
しばらくすると
いつの間にか私たちは
観客に囲まれてるのに気がついた
さっきまで無関心だった人たちが
司の声に魅せられてる
パフォーマンスに酔いしれてる
なんだか
それが嬉しかった
アップテンポで激しいロックナンバーが続いて
私も他の観客も
手を上げて叫んでいた
「今日は本当にありがとう。」
汗を拭きながら司が言った
後ろのほうから黄色い歓声が上がった
「これが今日の最後の曲になります。」
すると
司は後ろを向いてドラムの人と話す
こちらに振り返った司の顔は少し恥ずかしそう?
「えーっと・・・
初めて書いたバラードです。
あなたを想って書きました。
聞いてください “陽炎”」
なに?
なんで・・・今・・・
こっちを見たの?
~♪
~♪♪
流れるような
風のような
暖かいメロディー
そして
優しく力強い歌声
なんだろう
司の気持ちが
真っ直ぐで
強くて
息が苦しいよ
ベース音に体が振動するのがわかる
しばらくすると
いつの間にか私たちは
観客に囲まれてるのに気がついた
さっきまで無関心だった人たちが
司の声に魅せられてる
パフォーマンスに酔いしれてる
なんだか
それが嬉しかった
アップテンポで激しいロックナンバーが続いて
私も他の観客も
手を上げて叫んでいた
「今日は本当にありがとう。」
汗を拭きながら司が言った
後ろのほうから黄色い歓声が上がった
「これが今日の最後の曲になります。」
すると
司は後ろを向いてドラムの人と話す
こちらに振り返った司の顔は少し恥ずかしそう?
「えーっと・・・
初めて書いたバラードです。
あなたを想って書きました。
聞いてください “陽炎”」
なに?
なんで・・・今・・・
こっちを見たの?
~♪
~♪♪
流れるような
風のような
暖かいメロディー
そして
優しく力強い歌声
なんだろう
司の気持ちが
真っ直ぐで
強くて
息が苦しいよ


