私たちの共通の友達で
行き付けの仁の店。
水曜日の締めくくりはこの店って決まってる。
「こんばんはぁ」
「うわっ、来たよ金にならない客が。」
憎まれ口も相変わらずな仁がカウンターから顔を出した。
店内は私たち以外に客は無く
いつもと同じカウンターに座った。
「仁、いつものね。」
「だからマスターって呼べって言ってんだろ?」
なんていいながらも
すでに私のお酒を作っていてくれる。
那智と仁は親友。
「那智、最近大学院はどうよ?」
ジントニックを那智の前に出しながら仁が楽しげに話し出した。
「別に普通。」
「あそ。可愛い子いる?いたら紹介してくれない?」
性格はまったく正反対な二人。
仁は熱血体育会系。
那智はクールなインテリ系。
でもなんか馬が合うらしい。
仁の前だと那智はよく話すと思う。
私といるときよりも・・・。
なんか
私
最近ネガティブ思考かも・・・?
「あ、千香。今度合コンセッティングしてくんない?」
「え~?!・・・なんで?」
私の明らかなめんどくさそうな顔を見て
仁はカウンターに引っ込んだ。
次に出たときには
手に葡萄が山のように詰まれた皿を持っていた。
瑞々しい光り輝く大粒の巨峰・・・。
私の目は釘付け!
行き付けの仁の店。
水曜日の締めくくりはこの店って決まってる。
「こんばんはぁ」
「うわっ、来たよ金にならない客が。」
憎まれ口も相変わらずな仁がカウンターから顔を出した。
店内は私たち以外に客は無く
いつもと同じカウンターに座った。
「仁、いつものね。」
「だからマスターって呼べって言ってんだろ?」
なんていいながらも
すでに私のお酒を作っていてくれる。
那智と仁は親友。
「那智、最近大学院はどうよ?」
ジントニックを那智の前に出しながら仁が楽しげに話し出した。
「別に普通。」
「あそ。可愛い子いる?いたら紹介してくれない?」
性格はまったく正反対な二人。
仁は熱血体育会系。
那智はクールなインテリ系。
でもなんか馬が合うらしい。
仁の前だと那智はよく話すと思う。
私といるときよりも・・・。
なんか
私
最近ネガティブ思考かも・・・?
「あ、千香。今度合コンセッティングしてくんない?」
「え~?!・・・なんで?」
私の明らかなめんどくさそうな顔を見て
仁はカウンターに引っ込んだ。
次に出たときには
手に葡萄が山のように詰まれた皿を持っていた。
瑞々しい光り輝く大粒の巨峰・・・。
私の目は釘付け!


