「千香っ。」
その瞬間に私は那智の香りに包まれた。
「・・・え?」
那智の鼓動と耳にかかる甘い熱い息。
「悪い。言い過ぎた。」
私の顔を覗き込んで
那智の長い指が私の涙をぬぐってくれる。
「千香は俺の事どう思ってるの?」
少し不安そうな那智の表情・・・
何でそんなに不安なの?
不安なのは私なんだよ?
「那智は・・・私の事どう思ってるの?」
きょとん
として私を見つめ返した那智。
もう限界だよ。
これ以上もやもやのままじゃいられない。
だから
聞かせてよ。
那智の本当の気持ち。
「・・・どうって?」
「あの日、病院でのあの時から・・・
那智は一度も私に触れてくれないでしょ?
気持ちも何も聞いてない。
私は那智の彼女になれたんだって、恋人同士なんだって
思ってるのは・・・私だけ?」
今までずっと聞けなかった事。
ねぇ那智。答えてよ。
教えてよ那智の気持ち・・・。
・・・
言葉よりも先に
那智の唇が重なった
初めてのキス・・・。
軽く触れてすぐに離れた唇
「好きだよ。」
降ってきたのは
ずっと聴きたかった言葉
優しくて強い笑顔
ごめん。
涙は止まりそうにありません。
「泣くなってば。」
また涙をぬぐってくれる
あなたの大きな手
私は
誰よりも
何よりも
あなたが好き
その瞬間に私は那智の香りに包まれた。
「・・・え?」
那智の鼓動と耳にかかる甘い熱い息。
「悪い。言い過ぎた。」
私の顔を覗き込んで
那智の長い指が私の涙をぬぐってくれる。
「千香は俺の事どう思ってるの?」
少し不安そうな那智の表情・・・
何でそんなに不安なの?
不安なのは私なんだよ?
「那智は・・・私の事どう思ってるの?」
きょとん
として私を見つめ返した那智。
もう限界だよ。
これ以上もやもやのままじゃいられない。
だから
聞かせてよ。
那智の本当の気持ち。
「・・・どうって?」
「あの日、病院でのあの時から・・・
那智は一度も私に触れてくれないでしょ?
気持ちも何も聞いてない。
私は那智の彼女になれたんだって、恋人同士なんだって
思ってるのは・・・私だけ?」
今までずっと聞けなかった事。
ねぇ那智。答えてよ。
教えてよ那智の気持ち・・・。
・・・
言葉よりも先に
那智の唇が重なった
初めてのキス・・・。
軽く触れてすぐに離れた唇
「好きだよ。」
降ってきたのは
ずっと聴きたかった言葉
優しくて強い笑顔
ごめん。
涙は止まりそうにありません。
「泣くなってば。」
また涙をぬぐってくれる
あなたの大きな手
私は
誰よりも
何よりも
あなたが好き


