あれから
仁にしつこく
合コンのセッティングを頼まれて。
「だから、私はいけないって。」
『いや、来いよ。那智には内緒にしておくから。
千香がいないと盛り上がらないだろう?』
「意味がわからない!」
『ってかさ、もうこっちはメンバー集まってるから。
後は女の子を待つのみなんだよ?
お前は先輩の顔をつぶすような後輩じゃないでしょ?
お願い!千香ちゃん!!』
電話越しに仁の顔をつぶしてやろうかとも思ったけど・・・
葡萄も食べちゃったし
なにより
頼まれたら嫌っていえない性格・・・
仁の事だから知っててこんなに頼み込んでるんだろうな。
ごめんね。
那智・・・
約束破っちゃうけど
「わかった。
仕方ないなぁ、今回だけだよ仁先輩?」
『ありがとう後輩!』
一瞬にして仁の声のトーンが変わったのがわかった。
「那智には秘密だよ?!」
『もちろん!』
そうして
仁には嬉しい
私には面倒くさい
合コンが成立した。
仁にしつこく
合コンのセッティングを頼まれて。
「だから、私はいけないって。」
『いや、来いよ。那智には内緒にしておくから。
千香がいないと盛り上がらないだろう?』
「意味がわからない!」
『ってかさ、もうこっちはメンバー集まってるから。
後は女の子を待つのみなんだよ?
お前は先輩の顔をつぶすような後輩じゃないでしょ?
お願い!千香ちゃん!!』
電話越しに仁の顔をつぶしてやろうかとも思ったけど・・・
葡萄も食べちゃったし
なにより
頼まれたら嫌っていえない性格・・・
仁の事だから知っててこんなに頼み込んでるんだろうな。
ごめんね。
那智・・・
約束破っちゃうけど
「わかった。
仕方ないなぁ、今回だけだよ仁先輩?」
『ありがとう後輩!』
一瞬にして仁の声のトーンが変わったのがわかった。
「那智には秘密だよ?!」
『もちろん!』
そうして
仁には嬉しい
私には面倒くさい
合コンが成立した。


